帰宅
仙台市職員採用試験終わる。悪い意味で。
試験会場となった東北文化学園大学は、かなり山奥にありました。ウチからの距離はそんなに無いんですけど、傾斜のきつい坂道をず〜〜〜っと上らねばならず、とても自転車で行けるような道程ではありません。ちょっとした登山です。今回ばかりは僕の愛チャリ「らいんはると君、空色」もお留守番でした。
「こんなところ会場にするなよ、くそったれ」と思いながら、TAXIを拾っていざ会場へ向かうと、アリさんの行列みたいに、大勢の受験者が一列に並んで歩いていました。みんな同じ眼をしていました。
試験は、午前の教養試験と午後の専門試験の2部構成となっておりまして、まず午前の試験なんですけど、駄目でした。試験時間も半ばを過ぎる頃には、昼食用に買っておいた、ローソンのかつ重のことばっかり考えてました。
お昼をはさんで午後の試験なんですけど、駄目でした。かつ重パワーも空しく。でもかつ重それ自体は結構おいしかったです。僕が今まで食べたローソンのお弁当の中では、かなり上位にランクされると思います。ローソンのかつ重は、久しく食べてなかったんですけど、以前よりかなりレベルアップしていました。
ま、結局試験の出来は芳しくなかったんですけど、ローソンのかつ重がおいしいってことが分かったのが一番の収穫でした。
帰りはずっと下りなので歩いててくてくしました。道々、急斜面にへばりつくようにして無秩序に立ち並ぶ家々を、ほとんど感嘆するように眺めながら、僕はファンキーにうねる下り道に興奮を覚えていました。遠くに眼をやると、仙台の街並みが一望できます。眼下には僕の住む町が広がり、鎮守の森もぽっこりこり。
でっかい木々の下を歩きながら僕は、「なんだか今にもトト○が出てきそうだな」、なんてメルヘンチックな気分を抱きつつ、きたねえ×××どもを横目に、てくてくするのでした。
